G36C(モドキ)

<G36モドキ?プロップ製作記>

先般アームズマガジンの所属するホビージャパン社の大会議室においで「全日本ブローバック化計2004」が開催され、ボクも審査員として参加させて頂きました。
エキシビジョンで「何か参考出品を!」と言う、このイベントの企画立案者(いわゆるデレクター?)の1人であり、当HPの管理人のキム君の御依頼で何かデッチ上げるコトにしました。
デッチ上げのコンセプトとしては・・・・。

◎あんまり手間が掛からず。
◎それなりのインパクトが在って。
◎あとでボクのお仕事にも使える。
◎モチロン参加者を含めた一般のマニアの方の製作の「参考」になる。


と言うコトで、昔懐かしい「三枚おろしカスタム」よりカンタンな「丸ごとカバーカスタム(何じゃ!そりゃあ)」で一丁サンプルを作って見るコトにしました。
外観は最近スクリーンでもチョコチョコ見かける「G36」にしてみました。「西部警察スペシャル」で、新団長さんもお使いでしたし、「コラテラル」でもチラっと使ってましたよネ!
モチロン!G36はマルイさんの電動ガンで完璧デティールのモノが在るのは「百も承知!」で、(皆さんの懐具合も考えて)すこ〜し「デティールが不思議?」な中国製のエアコキガンを使うコトにしました。(パッケージには「ダブルイーグルM41」なんてネーミングになってますが、ど〜見てもこいつはG36なので、ボクは「G36モドキ」と呼んでいます)
このエアコキガンは最近良く見かけるモノで結構多彩なバリエーションが存在します。「メイド・イン・チャイナ」と書いてあるので中国製と考えられます。MGC上野店の右前の怪しい玩具屋さんにも何丁か置いてありますよネ!不思議なデティールのモノも存在しますが、プロップとして使える外観の銃も結構在ります。
このG36(モドキ)以外で、ボクが確認しただけでも、AK、スパス、H&K(クルツ)、ダブルバレルショットガン、あたりが「プロップで使えそ〜」なレベルのバリエーションです。
チャンとしたモデルガンショップではあまり見掛けませんが、デイスカウントショップ(ドンキホーテあたり?)や街角のオモチャ屋さんで時々発見出来ます。(一説ではヤフオクなんかでも買えるそ〜です)お値段は、1000円〜3000円程度と言う、リーズナブルな価格で(まあエアーガンとしての性能はお値段相当なんだそ〜ですが)外観だけを利用するなら、とても有り難いお値段です。このG36モドキ(?)はストックが、「折れ曲がらず」に「外せる」と言う不思議(?)な構造を除けば、デティールは結構ゴキゲンです、ストックはM16を組み込めば、リコイルスプリングハウジングが在りますので折れ曲げられ無くなりますから、これで充分です。中身のユニットはM16のモデルガンが冗談の様にピッタリ!入ります、今回はMGCの初期のABS製のモデルガンを内蔵ユニットとしましたが、他社の製品でも同じ様な段取りで内蔵出来ると思います。
中身もモデルガンは(実動部分は)まったく無加工なので、大変調子良く作動させるコトが出来ます。G36のモデルガンなんて(現在の日本のモデルガン界の現状を考えますと)ゼッタイに商品化出来ないでしょうし、今回の加工はプラモデルを作るのに必要な工具程度で対応出来るレベルですので、御自分でチャレンジするコトも充分可能です。M16のモデルガンは昨今もヘビーウエイトで再販されていますし、友人の2〜3人に当れば誰か不要なモデルを持って居そ〜ですよネ!
今回のアイデアはボクのオリジナルじゃあ無く、「ブロ−バック化計画2004」に も参加してくれた、博多の友好団体(?)「F.V.P.D.」の「煮っC〜氏」が製作した 作品から盗作したモノです。
彼も自分が監督する(予定?)自主製作ビデオ用に同じアイデアのプロップを製作しています。(F.V.P.DのHPで発火動画も来年ごろには観られる筈です)
ボク自身が仕事で使うなら、バレル部分には電気発火ユニットを組み込んで、モデルガンの機構はブローバックユニットだけに限定するんでしょうが、取りあえず、煮っC〜氏が製作した(彼の制作時の資料写真が存在しませんので)プロセスをシュミレーションする意味で、同じ様な加工手順を御紹介します。

取りあえず、G36モドキをバラバラに分解します。樹脂素材があまり硬く無い(ハッキリ言ってモロイ)モノなので、ネジ山を潰さない様に注意して下さい。M16の方は、デコレーションパーツを全部外して、フレームだけにします。G36モドキのフレームの内側のデッパリや、M16と干渉する部分をを手当たり次第にカットして行きます。カットには電気工具のニッパが重宝します。(プラスチックを切ると「切れ味」が悪くなりますから、専用のニッパを100円ショップあたりで見付けて下さい。)
G36のコッキングハンドルは可動させてM16のモノと連動させるので、それ用のレールは切り取らない様に注意して下さい。内部はど〜せ見えなくなるので、仕上げは適当で良いのですが、カット屑は綺麗に掃除してからモデルガンを組み込んで下さい、小さなカケラ1個が入っただけでモデルガンが作動不良になるコトも在ります。この部分が完成すれば、殆ど出来上がった様なモノです、焦らずじっくり「現物合わせ」ではめ込んで下さい。(M16本体は、ほとんど削らずに内蔵できるハズです。)
フレーム部を比べて見ますと、奥がわのマルイ製のG36と比較してもらえればお判りでしょうが、プロップとしては充分リアルなデティールです。
プロップの方のエジェクションポート横の、「カートアシストの出っ張り」だけは、新造して取り付けました。(モドキモデルにはこの「出っ張り」が在りません)
左側のセレクタ−のみライブで可動し、下側のM16のセレクタ−に連動させて在ります、その為に左右のセレクタ−の中心位置がビミョ〜にズレて居ます。
フラッシュハイダーは、エアコキガンのモノを流用しても良いのですが、時間が在ったので、真鍮材から削り出しで作って見ました、クロスファィアーを出す為のチョークが付いているのが良く解りますよネ!
この位アップにすれば、エジェクションポートが左上に穴半分位ズレて居るのが解りますよネ!
マガジンキャッチも使い易い大型にして下側のM16のモノと連動させて居ます。
マガジンはオリジナルのM16用にG36の透明マガジンを被せただけです。透明マガジンの内部に、223カートを並べてスキャンしてプリントした「カートの写真」を張り付けました。これで内蔵カートの表現にもなりますし、M16のマガジンも隠してくれて「一石2鳥」です。このカートのデータは「F.V.P.D」のメンバーの「とっし〜氏」がやってくれました。
ストック部にM16のリコイルスプリングハウジングが見えますが、実際に撮影で使うトキは殆ど脇の下で隠れて気にならないでしょ〜!
フレームの左右をとめているタッピングビスのネジ穴も埋めてしまいたいんですが、メンテナンスのコトを考えるとそ〜も行きませんが、とても気になるので、文具店で見付けた「黒丸シール」を張り付けて目隠しにしました、一応つや消しブラックで塗装してツヤを合わせてあります。
次回作のアイデアはSIG5552にM16を内蔵出来ないかと言うモノで、取りあえずサイバ−ガン製のエアコッキングのSIG552を手に入れて在るんですが、写真で解る通り、リコイルスプリングハウジングのラインと、ストックラインが合わ ないので、手間取りそ〜ですネ!
又出来上がったらこのページででも御紹介しますネ!
「全日本ブローバック化計画2004メーキング(裏?)ビデオ」(参加者・関係者のみに配付した非売品です)から、このG36モドキの発火シーンをプリントしてみました。