Sleeve Gun(袖口銃)

<スリーブガン製作記>

いつも「思い付きと出たとこ勝負」で始まるプロップガン製作なんですが、今回の作品(?)は、以前から作りたかった「スリーブガン」とか「レールガン」とか呼ばれている、ほら!「タクシードライバー」やその昔のテレビの西部劇「ワイルド ワイルド ウエスト」なんかで出て来る、洋服の袖から、小型の銃がガシャ〜ンと出て来る、アレ!(そ〜です、)アレを作ろうと考え立ちました。
以前から考える度にぶつかる問題が、手首(脈拍を取るあたり?)から肘までの長さにレールを付けて、そのレールが前に出るだけの距離で、その先に付けられた銃が、手の中に旨く入って来るか?と言う問題でした。実際にやってみると判ると思いますが、小型の拳銃(コルトポケットやデリンジャー)で考えても、袖から少し出る(と言うコトは手首が曲らない)くらい前に出ていないと、肘迄の距離に納まりません。
移動用レールの方は、だいぶ以前に東急ハンズで見付けてあった、家具の引き出しの中に付けるレールが丁度良い寸法で、前後の移動量も少し加工すれば、レールの長さギリギリまでのばすコトが出来ました。それでも、移動量的には、まだ不足でして、それは撮影等で、ワンカットづつ撮影して誤魔化せるのなら良いのですが、ど〜せ作るなら「実用?」になる様なユニットが欲しいですよネ!
4〜5日前のある晩、ナカナカ寝付けなくて、考えていたら「ピカッ!」と閃きました!
「そ〜だ!銃を180度回転させれば良いんだ!」
翌日、早速東急ハンズに、180度回転させる為のユニットを捜しに行きました。結局見付けたのは、安モノのアルミサッシ等に付いている回転式のカギの部分でした。その把手の部分を叩き伸ばして、銃を固定するコトにしました。取りあえず、銃はデリンジ?で作ってみましたが、銃本体はまったく加工をせず、銃をサブフレームとグリップスクリューだけで固定して、レール部分は「使い回し」で、別の銃と乗せかえるコトも可能にしました。一応手首を返すだけで、銃は飛び出しますが、スイッチ(可動レバー?)部分は、もう少しアイデアが必要かも知れません。

本文の通り、銃を180度回転させて収納しています、固定はバレルに差し込んだ金属棒で回転を止ているんですが、銃身内インサートがある為、支持棒が細くなってます、(ホンモノなら銃身の内径イッパイの棒にすれば、もっとキッチリ止められるでしょう)
レールが伸びた所です、伸ばす為の動力には「バンジーコード」と言う名前で売られていた所謂ゴム紐(自転車の「荷掛けゴム」みたいなモノ)です。伸縮量を稼ぎたかったので、小型のプーリーを付けて、倍の長さのゴムを取り付けました。
手首への取り付けは、取りあえずバンジーコードの残りでしていますが、アームガード(手甲)風のモノに取り付けた方がカッコ良いかな?手のひらの方に伸びた平板が伸縮スイッチなんですが、ここはもう少し考えます。実際作って見ると、撮影で使用するトキには、かなり袖の太い衣装じゃあ無いと、引っ掛かりそ〜です。「タクシードライバー」の時もダブダブの米軍のパーカーを着ていましたし、「デスペラード」の衣装はあの銃が飛び出すカットだけ、袖口がひろ〜い衣装になってましたネ。
余談ですが「デスぺラード」の袖口から出て来る2丁拳銃は、グリップの部分がトリガーガード一杯までカットしてあるダミーだったって、気が付きましたか?
回転用の動力のスプリングと、デリンジャーに取り付けられたサブフレームが良く判ると思います、サブフレームは2ミリのABS板を積層して削り出しました。
国内サイト初?
スリーブガン動画