陸軍94式拳銃

<はじめに>

唐突に94式のプロップが作りたくなりました。原因はたぶん、イラストレーターの相馬氏が見せてくれた、黒澤明監督の「野良犬」のスチールでこの94式のプロップについての新発見が有ったからだと思うんですが、もともとボクはこの銃が大好きで、これまでもガレージキットや六研製なども含めて何種類かコレクションが有るのですが、今回は頑住吉大先生のキットを買って来て、それをベースに単発発火のプロップガンを製作する事にしました。
そもそもこの銃は、スプリングのテンションを利用して、樹脂製のカートを一発排莢できるユニットが組み込まれていて、それを流用して発火とシンクロさせようと言うモノです。

その1

取り敢えず、キャスト樹脂のガレージキットを作る時のセオリーに乗っ取り、部品の歪みを取る為に、お風呂に入れてやります(?)
鍋に入れて茹でても良いんですが、細かい部品が溶けると困るので、洗面器に入れて、熱湯を充分に部品が浸る位迄入れるだけで充分です。
部品に離型剤が付いている心配が有る場合は、台所用洗剤等を入れて、古歯ブラシ等で洗うと良いと思います。

その2

お湯が充分冷める迄浸しておいて、新聞紙等の上で充分乾燥させます。メインフレームの歪み(たわみ)が激しかったので、クランプで絞めて矯正しています、一晩この状態で治して、それでも歪んでいたのでガラスの上に貼ったペーパーでまっすぐ削り治しました。

その3

取り敢えず、黒くペイント(キャロム製の塗料を使用)一応ブローバックユニットを確認の為仮組みしてみます。

その4

電気発火用のスイッチを組み込みます、スペース的にはフレーム後部、セフティの下にそのスペースを見付けました(セフティレバーはダミーにして固定)。ドライバーの先で示したマイクロスイッチ(グリーン色)が判りますか?

その5

今回発火用のスイッチの候補で買い求めたモノ(使用したスイッチは入ってません)。何種類か用意して、一番具合が良い物を利用します。一番左端はこの銃のブローバック用カート。

その6

グリップの下に電池ボックスを組み込みます、単5電池でも充分に発火はしますが、コンビニ等でも手に入る単4電池(テレビのリモコン等に使用するサイズの電池)の方が便利で長持ちするので、出来るだけそのサイズを組み込む様にしています。

その7

歯科用レジン製のエキストラクターの強度に、若干の不安が有ったんですが、ひと足早く完成品を買っていた、アラマント映画社の坂井田大監督の94式の同部品が早速折れたと聞き、取り敢えず真鍮で対策部品を製作しました。
写真上が真鍮製削り出しで製作した部品で、下がオリジナルの歯科用レジン製の同部品。

その8

ボルトに真鍮製エキストラクターを組み込んでみました、隣のノギスの先で銜えてい
るのがレジン製の部品です。
真鍮をガンブルーで黒染めしなくてはいけないんですが、カッコ良いので暫くこのままにしておきます。


続く・・・・・