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フリントロック式・古式銃
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<はじめに>
吉永小百合さん主演の話題作「北の零年」が極寒の北海道でクランクインします。共演は豊川悦司さん、渡辺謙さんほかで、2004年早春、全国東映系で公開なんですが、今回この作品に使用するプロップガンの製作を依頼されました。
時代設定は明治5年あたりなので、もっと新しいメタルカート式の銃も使えるのですけど、行定監督のリクエストでは、もう少し古めかしい銃が欲しいとのコトでしたので、フリントロック式の銃にする事にしました。
ベースはハートフォード東京店がまだ目黒にあった頃から、ウインドウでホコリを冠っていたデニックス製のラッパ銃身のモデル(現在のカタログでは欠番になってます)。
さすがにラッパ型の銃身はカリブ海の海賊みたいで頂けないので(どちらにしても電気発火を組み込む為に銃身は作らなくてはなりません)、もう少しオーソドックスなスタイルの銃身に変更しました。ついでにストックも少し短くして「あやしい」感じを演出するコトに。懐に入れるのには、オリジナルの寸法では邪魔になると考えたこともあります。
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その1
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ベースとなったデニックス製のフリントロック銃です。長年お店のウインドウ中で展示してあった為、表面が酸化して、白い粉を噴いていましたから、一度磨き上げて、ブルーイングしなおしました。新規に製作したバレル(これは例によって中央からネジで2分割されて、電気発火のソケットが組み付けられる様になっています)と電池ボックス、小型のスイッチも卓上に有るのが判りますか?
ちなみに設計図なんて書かず、こんなメモ程度のデザイン画でデッチあげちゃう方が良いものが出来る(?)みたいです。
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その2
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ほぼ外観が完成。デザイン画(完成予想図?)のイメージはかなり良く出ていると思います(自画自賛です!)。
これから内部の配線やソケットの組み込み、外観の「汚し塗装」等をおこなってから、現場スタッフに納品されます。(極寒の北海道ロケは行きたく無いので、東京に居るうちに届ける事にします)
一応今回の作品では発砲シーンは予定されていないのですが、このサイズの銃は他の作品でも便利に使い廻し出来そうなので、電気発火ユニットを組み込める様に仕上げてます。
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