「隠し剣 鬼の爪」 レポート3

5月6日から一週間あまり、長野県の飯田市の近く(と言っても、山道をクネクネと車で1時間あまり移動するのですが)大平宿と言う、豪雪地区のため、現在は無人になっている、山間の部落を使用して、映画の後半のとても重要なシーンである「立ち回り」の撮影が行われました。霧の立ち篭める山間の村(?)と言うイメージの為、晴れている間は撮影がお休みになると言う、「映画の神様(がいらしたとしたら?)」に怒られそ〜なテンポで撮影が続けられました。
本来のボクのお仕事は、このシーンに出て来る新式鉄砲(シャープスカービン)の部隊の御世話だったんですが、殺陣師(チャンバラの振り付けをする人)の久世さんのリクエストで、「刀で着られると着物が切れて血が出る」と言う仕掛けも、開発する事になりました。
例によって、「衣装に穴が開いて、血が出るのなら、基本的に弾着と同じじゃん!」とばかりに、安請け合いしてしまいましたが、この衣装が切れる前に2〜3分の立ち回りが有ると言うのを知って、「しまった!」と思いましたが「後の祭り」結局、本職のガンエフェクトより大変で、気を使う事になるのですが。仕掛けは大成功で、「終わり良ければナントヤラ?」、まあ結果は「劇場で御覧下さい!」なんですが。この「隠し剣 鬼の爪」の公開も意外と早く、今年の10月頃だそ〜ですので、お楽しみにお待ち下さい。

地元のボランティアでエキストラで出演してくれた、香那ちゃんと、ゆかママさん、学校をサボって(失礼!お休みして)ロケーションに参加してくれました。
ママさん始め地元のボランティアの方々が、食事の御世話ばかりで無く、おやつに地元の銘菓を一杯差し入れして頂いて、典型的な「ロケ太り?」してしまい、自宅に戻ったらジーパンがきつくなっていました。
このシーンに出演する、新式銃を装備した鉄砲隊の面々、中央の現代人(?)は鉄砲担当(?)の助監督の前原クン、彼はこの作品のおかげで、日本で一番この時代(幕末)の軍隊に詳しい助監督になっていると思います。
監督デビュー作も「幕末モノ?」にするとか?(うるさいだろ〜なァ!)
初日丸一日を費やして、現地で慎重な「最終リハーサル」が行われました。
山田監督も普段にも増して、熱の入った演出でした。