エピソード41『テロリストの公衆電話?』

これはまだ携帯電話が無かった頃のお話です。舞台は新宿駅西口のコンコース、公衆電話がボックスじゃあ無くて、テーブル状の所に10台位ズラ〜ッと並んでいる所が在りましたよね(そ〜言えば最近公衆電話が少なくなりましたよね!)。
そこで映画会社に居る助監督さんと、翌日の撮影分の小道具の打ち合わせか何かの電話を(廻りがウルサイので)大きな声でやっていたと思って下さい。
「エ〜ッ?なにが欲しいの?マシンガン2丁、弾丸は?100発も在れば充分かな? ウン!ウン!それから、チャカ5丁、手榴弾2個、それから? ドス?青龍刀じゃあダメ? それで良いのね?」なんて具合だったと思います。
電話が終って振返ると、ボクのうしろ側に、制服警官が2人立っていました。
「あ〜?エ〜ト?」しばらく無言で、その警官達と睨み合が続きました。「取りあえずお話はこちらで・・・」と慇懃無礼な口調で、西口に有ります交番につれて行かれて、鞄の中から台本を取り出して、説明が始まりました。
「あの〜ボク映画の仕事をしてましてですねぇ!・・・・」と自己弁護したところ・・・「そんな事だとは思ったんですが、お話の内容がネ!少し気になったモノですから・・・」。
そりゃあそんな話を唐突に耳にすれば、ハンパじゃあ無く「あぶない話」に聞こえますよねえ。丁度台本を鞄に入れていたから良かったモノの、そーでも無けりゃあ、確実に半日は足止めをくらって、身元引受人を呼ばなきゃあいけない所でした。
でも意外と「あぶない形」のガンケースを持って新幹線に乗ったりしますが、「開けて見せろ!」と言われた記憶は有りませんね!
そんな話は次のネタにしましょう。